写真日記・博多下見

9月に行われる展示のため博多へ、

 
お昼ごろ福岡アジア美術館到着、
休館中でしたが中に入れてもらい、展覧会の状況をいろいろお話してもらい
自分の作品のことなどをあれこれ、話しながら今回の作品プランもちょこちょこと、
後は展示室を見せてもらいながらということで、展示室に入りいろいろ考える・・・
と思ったけど作品があるとどうしても作品を見てしまいます、
アジアの作家達の描く絵はのびのびしているけどやっぱりそれぞれの国の上にしっかりと立っている感じ、
上野の森で現在参加中のVOCAと比べてみてもその国の色が出ているのにそれぞれもちゃんと個性的なのも面白い、
絵を見た瞬間に体のどこか奥のほうで「まずい!」「怖い」と感じるような感じもあった、もっとゆっくり見たい
 
その後、街中を物色、中州川端付近でということだったけど、なかなかいいと思うスポットが無い


屋上緑化の成功している形、ここは博多に来るたび毎回しばし見上げてしまう
入ると樹がもっさりしていて力強いのが分かる、上り下り階段共に意外と距離があり大変、
でも毎回入ってしまう、今回は時間が遅くて門が閉まっていた
地元に住んでいたら夜中にしのびたくなるね、


早起きしたので歩き回るのが疲れてきて、街の探索をあきらめ
野田君が建築(改装)、入居者のコーディネート、その他いろいろがんばっている大名にある紺屋2023へ、
トラベルフロントと呼ばれるロビー的なギャラリーとカフェバーのほかに、宿泊施設も整っていて他にもさまざまな分野のクリエーターが入っていて楽しそう、



短期用のゲストルーム、他にも長期ようの大きな部屋もある。

北仲を思い出すけど、実際にコーディネーターの腕が発揮されて
より実践的な形、北仲とgrafを混ぜたような、内も外も居心地のいい感じ、
各部屋の作り方や、ちょっとしたデザイン、内装や部屋どうしがつながるようなシステム・イベントの企画まで
いちいちおしゃれだけど、丁寧に作られていて感心する
これをかなりの少ない人数で行政のバックアップなしに(たぶん)作っているのだから
とても同い年の仕事とは思えない、
でもいつも会えば会話が弾む、冷泉荘プロジェクトを終え、
さらに博多の中心地に引っ越して始めた紺屋のプロジェクトは23年までの計画で進めているらしい、
野田君はこの先どんな風になっていくんだろう、
 
博多といえば美味しいご飯、ということでモツ鍋屋へ連れて行ってもらう、
博多の飲食に不況は無いといわれるくらいご飯は安いし美味しい、

 
アジア美術館のNさんや、偶然再会した大阪此花で映像を撮ってもらった映像作家の泉山さん、その相棒?のIさんも加わり
そのまま屋台へ、ギシギシとゆれる椅子にぎゅうぎゅうに座って博多談義、
焼きラーメン美味し。
 

 
気がつけば日付も変わり、明日も早いので本当は紺屋のゲストルームに泊まる予定でしたが
目覚まし時計もないし一人で帰る自身も無いのでそのまま野田君の家に泊めてもらうことに、
大濠公園で満開の桜の下を歩きながら帰る、
去年は桜が見れなかったので嬉しい。
 
明日は別府へ行きます