新しいはじまり



絵の中に入る感覚、その中でねっころがったり、珈琲を飲んだり、音楽を聴いて踊ったり、
絵の中でキャッチボールをするのが楽しいということを体験として知ってるかい?
 
そのなかで疲れ果てるまで作業をして眠りにつくまえに、
あるいは皆で酒盛りをしているときにふと見る作品の強さに言葉を失うようなこと
  
 
 
 
 
 
      

人の描いた絵の中にちょこっとだけ付け加えたり、あるいは引いたりすること
 
 

 
 
 
 

場所が変われば自分の絵のような、自分が描いたんじゃないような不思議な絵が産まれてくることがある不思議
 
 
  
 

 

温かい光の方へ伸びるような、背伸びして体全体で意識しながら手や体の形の届くぎりぎりにするすると産まれてくる形

 

  
 
 
   

そして出来上がった絵はいつかお別れする、 
誰か別の人のところへいったり、しまいこんで隠れてしまったり

 
 
 

あるいは捨てたり、消したり、塗りつぶしたりするときの気持ち
 
 
 
 
 
 

そこに描かれたいた絵、それをみていたときの記憶、 

  
 
 

消えることと、形が変わるということ、ものが元に戻ること
 
 


  

 
 
  

手がうごいて目の前の景色が見る見る変わっていく驚き   
  
 
 
 
 
  

どこでやめればいいのか分からない作業の果て 
  

 
 
  
 

モノが自然に産まれたり、消えていったりする、とても当たり前で面白い
 
  
 
 
 
 
  

写真:インドの子どもたちの今を知る  
 

 
 

*** 
昼からアトリエ、ちかさんと絵の話、 
 
夕方アトリエから家にもどり、夜ご飯ができるまで子供と遊ぶ
ブルンブルン遊び、
(ぶぶぶぶぶんと、エンジン音のようなものを出しながら近づくと笑いながらハイハイ逃げ→コチラもハイハイで追う→逃げるの繰り返し)
 
夜ご飯、
焼き鳥、マグロとアボガドの漬丼、セロリとトマトのスープ、メロン二人で半切れ
 
再びアトリエ、斉藤君と聞き耳の打ち合わせ。
制作、今描いている絵と10年前に高校で描いていた絵は似ているように思う、
ただあのころ自信なかったところが今は、あるある程度確信を持って進めていける。
   
もうアラタニウラノの個展まで10日きってる!
あーあと半年くらいアトリエで絵を描き続けたいよ。  
  
週末からは現地制作の予定です。