2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

貝殻のひとかけら、こんぶの根、海の扉

驚くような、喜びが くるくるへその緒を通じてまわるまわる、 聞こえない音 見えない光が それぞれの角度から揺さぶりをかけて ひとつの音楽になって 僕はそれを手のひらから聞く ての ひら 聞きながらそれを空間ごと掴んでみれば その弾力にいまでも触れて…

どろんころ通信 夏号

皆様へ 現在展示中の群馬の作品についてのお知らせで、重複する方もいるかもしれませんがご容赦下さい。 7月、8月と群馬、博多にいってそれぞれ高さ5mを超える大きな泥絵を描いてきました、 去年の4月から始まった泥絵のシリーズも数えてみるとこれで12作目(…

つなひき

もう一度 いま一度 もう一度 いま一度一回転してその瞬間

アトリエ

復元して別の枝に飛び移る、 さらに裁断、増殖、また複写、 彫刻していくように、 色を 線を。

新しい遊び

写真にとってまだまだ描き足していける部分を切り抜く、 頭の中で描き足して(あるいは削り取って)いける 泥絵は消えてしまうわけだけど、そうやってなにか作れそうな気がする 時間の方向の枝分かれ、起こりえた話。

1:55

おめでとう おめでとう おめでとう

山の上から山彦にむかってネコのねごと

あふれ出る雑念をどうにかするのに必死で絵を描いていた時期がある それで描いたものは即ゴミ箱に捨てたり、勝手に学校や町の壁に掲示してみたり 上から描きつぶしたりしていた あの頃周りにいた人に、自分はそれをぶつけたい気持ちでいた、 そして今もその…

時々

成長の始まってしまったものを できうる限り育てないといけない 今そこで育つのならば、 自分の意思は置いても、描ける体さえあれば手は動き出すように思う 時々、マスキングプラントよりも平面の絵が好きだと言われることがある (それは特にマスキングプラ…

描いて良い絵の具をもらった

紙コップに絵を描いた 割り箸袋に絵を描いた レシートに絵を描いた お皿に描いた お腹に描いた ひじに描いた ひざにも描いた 足の甲にも描いた 全ての指にも頑張って描いた 顔に描いた 机に絵を描いた 時計に絵を描いた 椅子に絵を描いた 来ている服にも絵を…

でかい方が思いもよらないことになる

こちらに戻る飛行機のぎりぎりまで制作し、東京に戻ってきました 博多、短い期間だったけど、北仲の山野部屋で展示していた、井上絢子さんという絵描きのアシスタントが着いてくれたので、梯子の上から、色を指定して持ってきてもらったり、筆をまめに洗って…

わからない言葉で歌ってください

作業5日目 折り返し、 12時から1時半まで作業 木、を描いているのだけど山よりもどこか難しい 筆が止まる、一歩二歩弾いてみる、絵の前に引いてある子供の遊び場を避けて ぐるっとま割り込んでずっと遠くから眺める、枝の延びる先は中央から360度に広がり 生…

指大分良くなる

今日は11時まで作業 アジア美術館は通常の美術館よりも長めで8時に終わるので 基本的には公開制作、しかも今は夏休み企画で絵本ミュージアムという展覧会期間中で 自分の制作しているばしょは、その向かいの共有部、子供の遊びの広場的場所の壁になっていて …