メモ


物を作る時、冷静にはなるなよといつも思う。泣いたり、立ち上がったり、叫びたくなったり。そういう瞬間がなければ聞いてるひとの心を揺さぶることなんて出来ないのだから。それが出来たかわからないが、自分らしくないものが出来つつある気がした。
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生で歌う姿というのは、もっとも己をさらけ出す表現方法だと思う。かっこいいことも、かっこ悪いこともなかなかごまかせない。口を開いて歌うというのは、なんて無防備なんだろうと思う
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本というのは返品率が物凄い高いと聞くが、それでも店には毎日のように入荷しているのだから、それはそれで活況で、でも物凄い勢いで返品、処分されてるのかもなあと思う。
ちょっといいなあと思う本でも、いまひとつ買うには至らないのは、どこか詰めが効いてない感じだから。しっかり時間を掛けれなかったんだろうなあと思うのは、どの世界も同じかもしれない。自分も思い当たるところ一杯である。
しっかり丁寧に誠実に物を作ってても、実を結ばない。だから、どうしても手を抜かざるえない。その手抜きの方法もプロの仕事のひとつなのだろう。
 
大変な世の中になってきたなあと思う。

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豊田道倫 ブログより
 
 

たまらなく絵が描きたくなる
ここ数ヶ月(もしくはここ数年)たまっているものを、
うまいこと、7月の群馬近代美術館の展示に全てぶつけられたらいいな