一郎個展「超キャンバス」展


遠藤一郎「超キャンバス展」
 
部屋一面にどこかの大学で拾ってきた(もしくはもらってきた)学生達の絵の上に無数の手形
激しく、しかし意外と規則正しく並んだ青、黄色、赤の手形が一郎さんらしい
そして床に「未来へ」壁面に「旅は終わらない!!」の文字
その制作風景がビデオで上映されていて、この部屋でじっくりとはじめから終わりまで見てみたいと思った
(自分は予定があり時間が無かったし、最終日ということもあり会場には人が大勢いた)
 
絵の並べ方とか時間のかけ方とかで、この方法はもっとよくできる部分がある気もしたが
(展示十分いいのだけど、普段より作品性が高い分職業病的に気になってしまうだけ)
たったの2時間で描いたというこの絵がもっているメッセージの強さに
あらためて一郎さんの出した答えと、それから言葉の持つ力に自分はすこし羨ましい気分になった
 
それからまた大阪のときのように一緒に絵を描けたら楽しいだろうなと強く思う