未完成の絵の前でねっころがる


結局なんだかんだ言ったって
この時間が楽しい
 
一人作品の前に残され、少しずつ作品の中にあるルールを読みながらその声を聞いていく、
だんだん歌うように、
だんだん踊るように
そしたら葉が伸びていく。
 
命綱つけて窓のふちにたってガムテープを貼る現実
危険だと誰かが言うけれど、
やるしかない、まだやるしかないのが良く分かる
その道をすすんでみれば分かること、
行く道はあれこれ見えないから迷うけれど
進んでみれば行くか戻るかそれだけで、繋げてみれば実は一本道
 
やるしかないのは知っているからやるけれど、
身体は疲れが取れないから、どこかおかしいのだ
疲れてからが本当の勝負ができた
時間に追い詰められてから本当の勝負が始まった
そういうところから少し先へ進むことも考えないといけないようです。
 
オープンの前日、明日は関係者のレセプションです、
まだまだだけれど作品からいろんな声は聞こえます、
遠くの知らないルールが気持ちよく、
自分は知らない見えないものが見えるような、待ちきれないような気持ちになります。