餃子→もつ鍋→タイ料理、滞在3日目

 

 
博多は飯がうまい、それから女性が綺麗、毎回そう思う
それはどちらも幸福なことです、でも若い人で九州男児みたいなイメージの人はあんまりいないな、
いたらいいのに、
大阪とか、男女の組み合わせが個性的な町はなんとなく好きだ
 
さて3日目本格的に作業開始、
美術館の共有空間に植物を伸ばしています、入場無料の場所なのでどなたでもご覧になれます
  
今回博多では、巨大な泥絵の一枚絵、マスキンプラントを出品しているのですが、町の外でも少しできそうです、はじめ、この話(アジアトリエンナーレ)が来たときにこれまでちょこちょこおせわになった、博多の町に作品を残せたらいいなと、自分には珍しく残す方向というのも考えていました、それで街中をいろいろ探してみたのですがいい場所が見つからずあきらめていた「植物になった白線」のシリーズを、紺屋2023の協力により実現できそうです。
 
昨日の夜もつ鍋屋で発案し、今日実際のスケジュールを確認、予算の調整などをしてもらっているのですが、いい感じのスピードで野田君、宮崎さんが進めてくれていてアジア美術館のスタッフでも無いのに心からありがたいと思う。
まだ未定な部分もありますが、22日(木)16:00スタートになりそうです、会場は紺屋2023のどこかみんなでひとつの作品を作り、後日実際に紺屋のエントランス部分に焼付作業を行います。
その後、夜からはトークイベント(お茶会)も行います、19:00〜
基本的に考えは名古屋の時と同じ魂胆です、最終的にはみんなでお茶やお酒を飲んで、輪ができればいいと思っています。
そして今日の夕飯のタイ料理屋でそうであったみたいに、自分はいろんなひとが酒を飲んで熱っぽく語るその横で絵を描くのがとても好きなんだと、そういう場所で気兼ねなく描ける人々や描くことが日常になっている状況が今、ここにあることを改めて幸せに思う。 
  
 
けれどアジ美の展示、予想はしていたけれど思っている以上に場に溶け込んでいて、展示ルートの動線の関係もあり、おそらく作品としてみていない人もたくさんいて(あんなに大きいのに、大きいがゆえに・・)展示の方法でこんなに影響がでるんだと思う、
このままでは作品に申し訳ない、
もっとしっかり相手に伝わるようにすること。
そのために自分のやりたいこと、いいたいことをやりきること。
   
 
 



真ん中の緑のバナナの葉っぱにはもち米が入っていた