インド日記

インドは今8時くらいです
無事フェスティバルもおわり
海辺のホテルで昨日の夜に露店で買ったスイカを切ってもらいWAFコーディネーターの2人とむしゃむしゃ食べています。
 
今僕たちは今回WAFに参加してくれたインド北部の先住民美術ミティラー画の作家とはまた違う、インド東南部にあるワルリー画のリサーチをしています。
 
彼らの絵を彼らの暮らしの中で見ることができる素晴らしさ、とそしてゆっくりした時間の中で語られる言葉は本当に素朴で素敵な話ばかりで、ワルリーの人たちの生活の大切さ、それを守ろう(伝えよう)といういつどこの世界でも変わらない「これまで引き継いできたものをよりいい形にして伝えないといけない」という当たり前だけど大切なものに触れることができとてもうれしくなりました。

 
電気さえ満足に来ていないような場所でも絵を描いている人がいて、ものを作ることを真剣に考え、哲学を持って新しいメッセージを必死に残しているということが東京の僕たちと全く変わらず(時としてそれ以上に最先端で)そのことも嬉しかったです。
 
コーディネーターの2人の会話を聞いていると、すでに報告会の話や来年の準備は始まってるみたいで、もしワルリーの絵がもしもあの小学校に書かれたらなんて贅沢な子どもたちだろうとわくわくしています。
 
2日に東京に帰ります、
5日に小金井のシャトー2F、6日に東京都現代美術館で制作しています
よかったら適当に覗きに来て下さい。
 
  
 
ムンバイの北の町、ダハネより